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前回のブログで入院業務の抜けややり忘れについて書いていきましたので、今回は入院業務についてすることなんかを整理していきたいと思います。
もちろん、病院によっては多少違ったり専門領域の違いで聞くことやすることは違うと思います。
また、病院の体制で診療報酬も違うでしょうから足りなかったり不要な部分もあるでしょう。
ですが、違うなりにも共通する部分があると思います。
一般病棟での実際の取り組みが少しでも理解できればいいかなと思いますので参考にして頂ければ嬉しいです。
今回は、思いつくままにリストアップして出来るだけやるべきことを潰していこうと思います。
入院時にこれだけは聞いとけよってことはないんですが、色んな病態や状態の患者さんが入院してくるので、病態と患者さんの個別性をつかんで必要な情報を聞くようにをすることが大事ではないでしょうか?
まあ、何を聞くかは看護師の主観にもよりますし、慣れも関わってくるので最初は数をこなしてポイントをつかむのも方法の一つではありますね。
入院してから実は褥瘡があったとか不明な出血があったりしたときに詳細が分からなくなるので細かくスクリーニングすることをお勧めします。
痛みなどの主観は時間とともに変わるので目で観察した内容は記録に残しておくと比較もできるので、写真を撮って取り込んだりすると良いと思います。
看護記録は次に担当する看護師に情報を提供するために網羅的に記入する必要があります。
ムダに長々と書くのではなく端的明瞭に記載することが分かり易くていいと思いますが、難しいんですわこれが。
入院時に必要な説明と書類へのサインは早めにもらっておくように心がけます。
患者さんによっては家族が全く面会に来ないとか電話連絡が取れないといった状況もあったりするんで、取れるものは取れる内に取っておくのが確実ですね。
入院してきたその瞬間から病院側の管理下の元に生活される患者さんの生活状況は病態によって様々ですから、なるべくアナムネ時に徴収した内容を基に生活状況を再現するのも必要なこととなるでしょう。
ですので一番起こしてはいけないことが転倒転落などの事故になります。
それを起こさせないような対応を念頭に準備したほうがいいですね。
特別入院したその日までに伝えなければいけないということはありませんがなるべく早い段階で伝えておくとトラブル回避にも繋がりますし、事前に何が知りたいか聞いとくのも手ではありますね。
一般病棟における入院に必要な手続きをリストアップしましたが、細かい点を挙げるともっと多くなり、全然足りないと思います。