何かと看護師の転職率はたかくてですね、よりいい職場環境を求めて辞めていく看護師さんは後を絶たず、沢山いるわけです。
転職のランキングで辞める理由でストレスは常に上位に上がります。
なぜそんなに人間関係や職場環境が原因で、ストレスを抱えながら辞める看護師が多いのか?
解説してみます。
目次
看護師の抱えるストレス
医療技術の変化で知識が追いつかない
24時間365日終わりのない仕事
最悪な結果に対する喪失感達成感の欠如
上司に承認されない欲求不足
未体験の高齢者の看護は、思いがけないことの連続
体験不足でも新人には教えなくてはならない
モンスターペアレンツの存在で傷つく
サービスとしての医療は、未体験
理解不能な出来事の対処
同僚も自分のことでいっぱいいっぱいで協力が得られない委員会活動が自分の時間を圧迫
休みが取れない休みに委員会活動があり、リフレッシュできない
院内ルールが多く、覚えることが山積み
感染や安全のリスクが、限りなく増える
後輩の気持ちの理解が出来ない
後輩集団は恐怖さえ感じる
学研メディカルサポートより引用
っていう感じでここに出ているランキングのほとんどが人間関係が要因ですね。
僕も含めてですが、看護師たちはストレスを感じております。
続いて年代ごとのストレスの特徴をまとめると
職業生活が始まり新しい職場環境に慣れ、仕事を覚え、人間関係を構築することが必要で、こうした課題に伴うストレスを自覚する。
仕事の適正に関する悩みが多いのがこの時期との特徴ですね。
職場環境や人間関係にも慣れ、職業生活も軌道に乗るころで、周囲からの期待が大きくなる時期です。
これに伴い、仕事の忙しさや量的な負担についてストレスを感じることが多くなる。
また、私生活でも結婚や子供の誕生といった大きな変化を経験し、こうした変化への対応もストレスになることがある。
と言ったことが特徴として上がってます。
つまり、どの段階でも看護師なら何かしらストレスは抱えるもんでして、その時期でどう対処していくかが重要になってきますね。
そして、私の年代から上の世代のストレスの特徴も上がっておりました。
周囲からの期待がさらに大きくなり、より高度な内容の仕事を求められるようになる。
管理職として部署を任され、部下や後輩の教育・指導を任される機会も多くなり、仕事の質についてストレスを感じる割合も増え、このほかにも、上司と部下の間での「サンドイッチ現象」によって人間関係のストレスを感じることも少なくない。(更年期という身体変化も起こる)
言うまでもないですが、管理職って大変。
組織の中での立場の差がハッキリし、組織の中心的な役割を求められる一方、そうでない看護師も出てくることから人間関係で悩む人が少なくない。
また、定年後の仕事や老後の問題についても現実味を帯びてくるほか、自分自身の健康問題や両親の介護の問題などもストレッサーとなる。
私の場合、40歳代で新人看護師の立場になるんですが、いかんせん中途半端な経験年数があるために周りからは「出来て当たり前でしょ」的な目で見られたりするときもあります。
能力的にギャップが生じてしまい相手にがっかりされるパターンがしょっちゅうありますね。
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でもしょげてる暇はないので、真摯に受け止めて「ただいま成長中!」って言い聞かせてます。
どの年代でもストレスは付きものでして、その背景にはやっぱり職場の人間関係が大きな要因になってたりすることが言えますよね。
大事なのはストレスを感じたときにどう対処してやり過ごすかなんです。
やり過ごすことが大事!
まともに食らってたらなんぼタフでもいつかはダウンしてしまいます。
ストレスは無いに越したことはないですよね。
けど無いと自己成長できないですし、ありすぎても体調を崩してしまいます。
要は、ストレスをコントロールできたら最高の自己成長のチャンスにもなりうるわけです。
例として、不安症な著名人はかなり多いです。
成功した不安症の人たちの特徴は、「不安を解消しようと色んな予防策を立てるようになる」からですね。
不安がないとそこまで悪いことや最悪な事態を想定できないからです。
それを習慣化しているといつの間にかその不安が少なくなって自信がおおきくなるんで成功の第一歩に繋がっていくんでしょうね。
不安やストレス対策は科学的にも沢山用意しておいた方がいいことも分かってます。
色んなストレスに対応できる対処法を知っておくといいと思います。
ストレスに押しつぶされたら今までの苦労も水の泡になってしまいますからね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。