血糖値スパイクで知っておきたい3つのこと

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血糖値スパイクを起こさない為にはどうするか

こんにちは、アラフォー男ナースマンネイです。

今回は、糖尿病の血糖値でスパイクっていう状態があんまりよろしくないですよーってのを書いていこうと思います。

病棟では、血糖コントロールで食前や食後に血糖測定を行ったり、ある程度血糖値の変動をモニタリングすることがあるんですが、モニタリングで何を見ていくかということが業務の忙しさや日々の仕事の中で見落としがちなとこなんですよね。

なのでこれは知っておきたいなって所で血糖値スパイクについて勉強していきましょう。

血糖値スパイクで知っておきたい3つのこと

血糖値スパイクとは、食後2時間までの血糖値が急上昇し(食後高血糖)、またすぐに元に戻ることを言います。血糖値スパイクを繰り返していると、2型糖尿病になるリスクが高くなり、動脈硬化の進行が早まると言われていますね。

このスパイクが起こった時に血糖値の変動から、食後に急な集中力の低下や強い眠気などを感じる場合があります。

つまり、「血糖値スパイクとは食後の急激な血糖値の上昇」のことを言い、すぐに急降下するのが特徴ですな。

血糖値正常状範囲は、空腹時で110㎎/dl未満。食後で140㎎/dl未満です。スパイクは食後急上昇するので血糖値が一時的に140㎎/dl以上になり200㎎/dlを超えることもあります。

血糖値スパイクは食事の食べ方や、運動不足なんかも影響することが分かっています。血糖値スパイクを起こさないようにするための対処としては、ゆっくり噛んで食べる、食べる順番を工夫する、食後に軽い運動をするなどが効果的ですね。

病棟でよく食後2時間値の血糖測定がルーチンで指示が出たりしますのは、この血糖値スパイクを起こしていないかを見るためということですね。

血糖値スパイクを予防する食事方法は?

血糖値スパイクの急上昇を予防するための方法として食事の取り方に注意します。食事には食べる順番をちょっと意識するだけで食後の血糖値の上昇を20~30%抑えることができるとの報告があるくらいなのでですね。

食事をとる順番は、副菜から食べるようにします。副菜に含まれる食物繊維には糖質の吸収を遅らせる働きがあるので、米飯の前にまずは野菜類を食べて吸収を遅らせます。また、米飯より魚料理や肉料理を先に食べることも食後の血糖上昇を抑えることが分かっています。

つまり、「炭水化物を取る前に食物繊維たんぱく質や脂質を取る」ようにすると血糖値スパイクの予防につながるってことですね。

血糖値を上昇させるものは他に何があるのか?

血糖値の変動は血管に良くない影響を及ぼしてしまいますので、血糖値を上昇させてしまう要因について書いていこうと思います。

まずはストレスですね、疲労や睡眠不足、女性の場合は月経前(プロゲステロンによる作用)などの体調不良時にも血糖値が上昇します。風邪や感染症などで炎症がある時(サイトカインなどによる作用)でも血糖値は上がります。

他には、糖質の多いビールや日本酒などのアルコール飲料やカフェイン摂取、喫煙(交感神経の刺激と体内のインスリンの働きを妨げる作用)などにも血糖値は上昇します。

ストレスは、不健康な行動や不適切な食事や運動不足を引き起こしやすくなるので注意が必要ですね。

薬剤でも血糖値を上昇させることが分かっています。副腎皮質ステロイドやホルモン薬、抗精神病薬、一部の利尿薬・降圧薬・抗けいれん薬などがあります。

つまり、食事以外にも血糖値を上げる要素は、「生活習慣・体調・薬剤・ホルモン」の影響を受けるということですね。

まとめ

血糖値スパイクにような急上昇の血糖値の変動には食事以外にも要因があります。血糖値が今後コントロールされ、良好な血糖値を維持出来たら治療しなくていいのかというとそうではなく、糖尿病という病気の治療が完治したということにはなりません。

糖尿病は治るという概念はなく、血糖値を良好にコントロールしていくという考えや認識が必要になります。一時的にインスリン療法や内服治療を行っても血糖値が安定すれば治療は必要なくなりますが、継続してうまく付き合っていかなければいけないので自己コントロールが大事ということでしょうね。

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