料理をしなくなったら認知症の初期症状っていうのは言われてますね。
料理以外でもたとえば
「意欲がなくなった」 「すご怒る」 「時間感覚がすっとんきょ」 |
挙げればキリがないと言います。
認知症に限らず、上記のようなことは気分の変化で起こるので誰でもありますよね。
まあ、一時的なことがほとんどです。
実は、料理ってめちゃ複雑な脳機能を使っているので、認知症を疑うにはもってこいの判断材料になるんですね。
料理をしなくなったり、できなくなったりというのは、認知症の初期症状なのか考えてみます。
この記事の内容は以下の通りです。
では、みていきましょう。
料理を作るときは、脳の有能さが分かります。
この能力のことを『実行・遂行機能』と言います。
何気にしている料理でも脳の中では、いろんな段取りをどのように進めていくのかを組み立てながら行っていて、とても複雑なことをしているんですね。
この実行・遂行機能障害は、端的にいうと料理をしなくなったりというより
やり方が分からなくなったりする状態が、脳機能の実行・遂行機能が上手く働いていないということになります。
つまり、認知症の可能性が高い。
料理が面倒になったりというのは誰でも経験があるように
一時的にやる気が無くなったり
興味が無くなったり
意欲が沸かないのも認知症の可能性はあるかもですけど
可能性としての認知症のリスクは、かなり低いと思います。
なので、ポイントは「料理のやり方が分からない状態」です。
実行・遂行障害はとても優れた脳機能の障害なので、認知症の初期症状に出やすいとされています。
認知症の初期症状として、会話や行動から「これは認知症かもしれない」と疑うようなことがあるかもしれませんよね。
どんなときに感じるかというと
料理の存在自体を生活から抜け落ちてるような生活行動になってないかですね。
習慣化してきたのに全く意識下になくなったりするんです。
そもそも実行・遂行機能とは
「物事を計画する能力」のことなんですけど
どういうことかと言いますと「実行・遂行障害」とは
『計画的に段取りよくものごとを行う能力のこと』
を言います。
たとえば
「料理を全くしなくなった」 「買い物に行かなくなった」 「お風呂に入らなくなった」 |
などといったホント些細な日常の生活をしなくなったりします。
これも、ポイントは『しなくなった』という生活動作の抜けですね。
当たり前のようにしていたことが
生活の一連の動作自体が抜け落ちるような感じですね。
「この実行・遂行という行動は認知機能では、とても複雑なメカニズムから行う能力です。
なので、認知症の初期から現れやすい症状と言えます。
料理なんかはその最たるもので、実行・遂行機能に深くかかわる作業なんですね。
たとえば
奥さんが『昔はよく料理をしていたのに、最近全くしなくなったら要注意』ですね。
実行・遂行障害を起こしている可能性は限りなく低いです。
つまり、愛想をつかれたというサインでして、認知症はできなくなった。
が本質と考えます。
認知症を予防する方法についてチラッとお伝えしてみますね。
料理は、抽象的な思考や複雑な行為を計画し、実行・順序立て・計画がうまくいっているかどうかの監視・計画です。
計画どおりいってなければ、中止し変更するという一連の行動が思考とともに実行修正できる能力のこと
なんですね。
つまり、以上のことを意識して料理をしてみると、普段は気にもしていないけれど実行・遂行作業はものすごく頭を使う優れた能力ということが分かると思います。
つまり、手際の良い人
のことを言います。
でも、勘違いして欲しくないのが、手際とかは誰でもよくなるということです。
「要領が良かったり」 「手際が良かったり」 |
こういう人は、実行・遂行能力が高い。
他にも、
どうしたらラクできるかなって考えて効率よく動こうとする人は
この能力へのリテラシーが高い傾向なんじゃないかと思います。
なので、ここで認知症予防の結論ですが
いかに今よりもラクして楽しく仕事やなんでもそうなんですけど、考えて行動する人は認知症予防になるのではないかということですね。
怠けるということではないですよ。
なるべく質は落とさずに、ラクして楽しくなるような考えが脳を活性化させる。
と考えます。
ポイントは、よく考え自分で選択して生活がラクになるように行動する。
これは、とっても大切な考え方になりますので、あえてお伝えしてみました。
最後まで読んでもらってありがとうございます。
では、料理ができなくなったら認知症の初期症状かもしれないよーってことで、あらためてまとめてみますね。
ちなみに、身だしなみも認知機能障害の実行・遂行障害に関係してる能力です。
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