投稿日:2020-03-12 更新日:2021-01-17
喫煙は健康に害を及ぼすだけじゃなく、肺の病気になりやすい。
肺癌とか、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺気腫とか肺に関わる病気の全てにおいて喫煙はリスクでしかありません。
また、金銭的にも負担がかかります。
つまり、肺の病気をわざわざコッチからお金を出して買っていることと同じと言えます。
1日1箱の喫煙なら金銭的にも月々1万5千円の出費になります。
年間だと18万円です!
これはでかいです!
月一箱を目安に喫煙してたとして、10年間タバコを吸い続けると180万円かかる計算です。
挙句には肺がんになるリスクが高くなることが分かってるんで、年間18万円強で肺の病気になるように投資して買ってるようなもんです。
僕も昔、喫煙してましたのでタバコを辞められない方の気持ちは十分わかります。
僕の場合、高校卒業して間もなく喫煙し始めてから30歳くらいまで吸っていました。
それまで何回か辞めるために禁煙を試みましたけど、失敗してきましたね。
なので、今回はちょっと喫煙者だった僕が実践して禁煙した禁煙法をご紹介させていただきますね。
そして、少しでも役に立ってくれればうれしいなと思います。
目次
喫煙者はいずれ肺疾患にかかる!タバコが辞められない原因を知ることから初めてみましょう
僕も1日に一箱ペースでタバコを吸ってました。
本数で言うと20本前後になります。
で、ですね。
何でタバコをやめたくても辞めれなかったのかを考えてみると、その辞めれない原因を自分がよく理解してないんじゃないかって気づいたんですね。
そこで、とりあえず紙に書き出して辞めれない原因をリストアップして禁煙に取り組んだほうが効果的なんじゃないだろうかと考えました。
何事も自分の傾向を知るのは大事ですよね。
傾向を知ってからその対策を取ることで、不必要な努力が少なくなって吸いたくなる誘惑を抑えることができるんじゃないかと。
で、当時僕が喫煙を辞めれない原因と理由を書き出してみました。
たぶん、多くの喫煙者さんは同じような悩みを感じているんじゃないかと思います。
タバコが辞めれない原因はいくつかあって、書きにリストを書き出してみますね。
タバコが辞められない原因
- 口寂しくなる
- 単純にタバコが吸いたくなる
- 禁煙の我慢からの開放感が感じられる
- タバコが常に見えるところにある
- ライターが見えるところにある
- 食後とか習慣的に吸っている
- 暇になると吸いたくなる
- ふとタバコを思い出す
- お酒の席で吸ってしまう
- 周りが吸っていると吸ってしまう
- いつでも辞めれると思っている
- 電子タバコで代替えしている
喫煙が辞めれない原因を探すとほんとによく出てきますね。
僕の場合、この中でいちばんの原因だったのは、「口寂しくなる」「吸いたくなる気持ちになる」「習慣化してしまっている」ですね。
ちなみに、タバコを吸うことで得られるメリットがあるから吸うわけで、それは何かを洗い出すと以下の通りですね。
タバコを喫煙することで得られたメリット
- 暇が潰せる
- 吸うことで満たされる感情が引き起こる
- 見た目とかカッコいい気がする
- 喫煙者とのコミュニティーができやすい
- 大人な気分になる
- 喫煙に対して抵抗がない
- 食欲が押さえられダイエットがしやすい
以上がメリットでしょうかね、結論はなんもメリットはなかったなと痛感しております。
お金はなくなるわ、体調はすぐれないわ、服とか部屋がヤニ臭くなるわ、肌は荒れてくるわ、老けるわで良いことなかった。
続いて、デメリットを書き出してみますね。
喫煙して感じるデメリット
- お金がかかる
- 時間が取られる
- 衣服や部屋などありとあらゆる物がタバコ臭くなる
- 歯が黄色く着色してくる
- 痰が絡みやすくなる
- 皮膚の張りがなくなってくる
- 吸い殻の掃除が面倒
- ライターがやたら増える・無くす
- 喫煙スペースを探さなきゃいけない
- 喫煙しない人に気を使う
- いつでもどこでも吸えない時にイライラする
- 缶コーヒーをセットで買うのがもったいない
- 体力がなくなる
- ちょっと動いただけで息切れにすぐなる
- 火災の心配をしないといけない
全てタバコの喫煙が原因とは言わないけど、ざっとこれくらいは挙げられます。
キリがないくらいデメリットがあるんですけど、吸ってる当時はデメリットも都合のいいように解釈して吸うことを肯定してた。
例えば、
「ストレス発散になるから」
「我慢すると返って体調によくないんだ」
「大人のたしなみだ!」
とか、何かと辞めない理由を探して喫煙してましたね。
余談かもですが、喫煙者の僕がどうして辞めようと思ったかと言うことを少し説明しておきますね。
きっかけは、「冷静にお金がかかるということ」「肺の病気のリスクがめっちゃ高いということ」「大事な人が心配するからということ」を考えたから。
僕の意思だけではないのが禁煙の手助けになったのはありますね。
なので、もし大事な人がいるならその人のことも考えて禁煙をしたほうが成功率は高くなると思いますよ。
たった2ステップで喫煙者がタバコを辞められる代替えセット法で禁煙
さて、自分が禁煙できない理由が分かったところで対策を立てましょうって話なんですけど、
僕の場合は、習慣化になっていることと、やっぱりタバコの魅力的な誘惑に負けることが原因として分析できたので
ここで、対策を立てました。
で、僕が行った禁煙法を紹介しますね。
禁煙法の名前は「代替えセット法」です。
僕は、この方法でスッパリ辞めることができたんで誰でも!
とは言いませんがほぼどんな喫煙者の人でも禁煙できると思います。
僕も辞める前までは、タバコはずっと吸い続けると思っていましたし、逆に「俺は辞めない」と考えていたタイプの人間でした。
方法はいたってシンプルで2ステップだけなので簡単です。
禁煙法の代替えセット法の手順
では、さっそく手順を紹介していきますね。
- 禁煙しようと思ったら、手持ちのたばこはとりあえず吸いきってから始めます。
- 吸いたくなったら自分の好きな食べ物または飲み物を食する。
ルールは2ステップただこれだけです。
ポイントとして、好きな食べ物や飲み物を各所にセット(設置)しておくことが大事。
これがガムとか飴とかではダメでして、出来るだけ大好物な食べ物が良いです。
僕は甘いも(ケーキ・アイスクリームなど)のとコーラがとても好きでしたので、それらをストックしていつでも手に届く範囲に置いていました。
で、吸いたいと感じたら好きな食べ物を手に取る。
そうすると食べ終わる頃には吸いたいという欲求が抑えられます。
この禁煙法はマジで効果があります!
人の欲求って30秒間ほど我慢するとが出来れば、そのあとは自制心でコントロールできるようになることがわかっています。
つまり、無性にタバコが吸いたくなったら速攻で大好物に手を伸ばして意識を外らせば、軽く30秒は稼げますので、驚くほど吸いたい衝動が抑えられるわけです。
代替えの大好物は色々な場所にセットしておきましょう。
例えば、冷蔵庫の中、机の周り、カバンの中、車の中、などなどです。
たばこを吸いたくなるタイミングって、習慣化されていて大体決まってるんで、推測して準備しておくと効果的に吸いたい欲求を紛らわすことができます。
ここで、心配になるのは甘いものとか取りたい時に食べるなんて逆に太ってしまうんじゃないかという不安ですね。
そういう場合は、代替えする物が食べ物とかであれば食べ物をちょっと工夫すればそこまで心配する必要はありません。
例えば、ブラックのコーヒーとかカロリーオフの飲み物を挟むとかするだけでも全然違いますよ。
ケーキとかの好物のについてはなるべく制限しないことをオススメしますね。
何でかというと、制限することが返ってストレスになって続かないからですね。
なので、本当に禁煙したいのなら多少の体重増加は想定内と見越して取り組むことをオススめします。
タバコって吸うと満腹中枢が抑制されて食欲低下の効果があると言われています。
でもその分体の新陳代謝が悪いので(タバコは血管を収縮させて血行が悪くなる)実は太りやすい体質になっているので
そう考えると、一時的に太ったとしても禁煙を成功させれば代謝機能もリセットされますので、長期的には痩せやすい体質になりますよ。
喫煙者の禁煙は何日続けているという意識ではなく、1日1日で意識する。
ついでに、やっぱり最後は精神論になってしまいますけど
少し補足的な意思の力について禁煙の考え方についてお伝えしておきますね。
人の意志力って、長期間になればなるほど持続力が持たないってことが分かっています。
「禁煙期間をどのくらいしよう!」ってイメージすると、頑張った感が出てきてしまう人がいますね。
「結構我慢したからちょっとぐらい吸ってもいいかな~っ」て甘えが生じるんですね。
そうなると、吸いたくてしょうがなくなるので、いったん代替えセットの物で意識をコントロールしてください。
で、重要なのは積み重ねです。
結論は「今日は禁煙できた」を積み重ねるイメージです。
メジャーリーガーのイチロー選手と一緒ですよね。
一つ一つの積み重ねが大偉業を生み出すんです。
まとめ
実際の僕の禁煙法をご紹介させていただきました。
あらためて、まとめると以下の通りです。
- 喫煙者がまずすることは禁煙できない原因を洗い出す
- 大事な人のことも考えてみる
- 代替えセット法の2ステップでストレス軽減と意思力コントロールする
- 1日1日を積み重ねる。計画的評価はしない。
喫煙者が禁煙を成功させて肺の病気を予防するために少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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