血糖コントロールって大事だと思います。
血糖値の変動は血管系に負担をかけてしまうことが分かっていますし、長期的に見ても何らかの症状を引き起こすリスクがあります。
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とかの症状が出やすくなります。
病棟に入院してくる患者さんでも糖尿病の治療で来る人は、まず「目がかすんでる」とか「視力が落ちてきた」といったことをよく聞くからです。
では、血糖コントロールってどのくらいを目標にしたらいいかという疑問に答えつつ、治療中に気を付けたい低血糖になりやすい薬の組み合わせは何があるのか?
また、低血糖症状が自覚しにくい場合があるのでその人の特徴について書いていきます。
ついでに糖尿病の薬についても解説していきます。
少しでも参考になればうれしいです。
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目次
血糖コントロールは常に意識して治療します。
注意するのは血糖値の激しい変動です。
糖尿病の人や予備軍の人は、普段の血糖値とHbA1c値の推移で血糖コントロールがうまくいっているかを見ていきます。
糖尿病合併症予防として日本糖尿病学会が、過去1~2ヶ月の平均血糖値を反映しているとされるHbA1c値の血糖管理目標は「7%未満」として推奨しています。
目標 血糖正常を目指す際の目標 合併症予防の目標 治療困難時の目標 HbA1c(%) 6.0% 7.0% 8.0% 糖尿病治療ガイド2016-2017より
目標値が分かったらそこに向かって治療するんですが、一番注意したいのが低血糖です。
糖尿病治療中に起こる血糖値の変動が一番血管に良くないことが分かります。
とくに低血糖は認知症のリスクファクターでもあるので、出来るだけ起こさせないようにしたいですね。
なんかの飲み合わせには注意が必要ですので、この人がなんの糖尿病薬を飲み合わせているかを確認しておくのもいいかと思います。
高齢者は肝機能や腎機能が弱っていると症状に時間差が出たり、自覚が遅くなったりします。
また、低血糖の訴えが認知症に似てたりするので勘違いしないように事前に低血糖症状の経験がないかと、その時の症状がどうだったかを聞いておけると判断しやすいのではと思います。
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2型糖尿病においては、大きく分けて4種類の作用に分類されています。
その中から治療に適した作用の薬を選択していきますが、それぞれ作用が似てたりしてごっちゃになりやすいんで要約してまとめたので参考にしてみて下さい。
2.インクレチン関連薬
3.糖吸収・排泄調節薬
血糖コントロールの目標値は、HbA1c7.0未満です。
低血糖症状を起こさせる薬の飲み合わせは以下の通りです。
低血糖を感じにくい患者
血糖コントロールに欠かせない糖尿病薬4種類
1.インスリン分泌促進薬
2.インクレチン関連薬
3.糖吸収・排泄調節薬
4.インスリン抵抗性改善薬
糖尿病に限ってではないですけど、必ず目標とする目安がないと治療をするうえで達成感や、成功体験っていうのは得られないです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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