DPP-4阻害薬が日本人向けで管理がし易いその理由は?

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japan日本人に最適な薬だと言われているDPP-4阻害薬は食事に関係ないのが特徴

こんにちは、ナースマンドットコムのネイです。

参考書とか教科書ってやたら小難しく書かれてあるのが理解を遅らせる要因ですよね。もっと簡単に解説してくれると勉強も楽しくなるんでしょうけどな、その点テレビは小学3年生が理解できるように作ってるから分かりやすいんだな。あと映像を駆使してるからですね。

今回は日本人に最も最適ではないかと言われている糖尿病薬DPP-4阻害薬についてです。

DPP-4阻害薬に関わるインクレチンの作用は?

まず、インクレチンというホルモンについて解説しないと理解しにくいのですが、インクレチンとは食事摂取に伴って消化管から分泌されるホルモンでして、膵β細胞膜上に発現している受容体に結合してインスリンの分泌を促進させる働きがあるのがインクレチンです。

インクレチンには2つの種類がありまして、GIPってやつとGLP1です。消化管から分泌されるとインクレチンであるGIPとGLP1が血糖値を下げてくれることになるんですね。

しかし、素直に下げさせないようにジぺプチジルペプチダーゼ-4(つまりDPP-4のこと)という酵素が働き、インクレチンをすぐさま分解しちゃって、血糖値を下げる効果をなくしてしまうんですね。

DPP-4阻害薬は、DPP-4を阻害するから血漿中のインクレチン濃度は上昇しまくるんで、血糖値が上昇して、インスリンの分泌が促されるというメカニズムとなっています。

インクレチンを分解させないことでさらに良いメリットがあります。インスリンを分泌するだけじゃなく、GIPにおいては骨形成の促進作用が期待でき、GLP-1はグルカゴン分泌抑制、胃排泄遅延作用、食欲抑制作用、心保護作用、神経保護作用など、多彩な機能が期待できるんですね。

服用の特徴と違いは何があるのか?

DPP-4阻害薬はは1日1回か1週間に1回かの服用が選択できます。

1日1回の薬は、シタグリプチンリン酸塩水和物(シャヌビア、グラクティブ)ビルダグリプチン(エクア)、アログリプチン安息香酸塩(ネシーナ)、リナグリプチン(トラゼンタ)、テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物(テネリア)、アナグリプチン(スイニー)サキサグリプチン水和物(オングリザ)

1週間に1回の薬は、オマリグリプチンン(マリゼブ)、トレラグリプチンコハク酸塩(ザファテック)があります。meet

DPP-4阻害薬の効果と注意点は?

DPP-4阻害薬を服用して効果が出やすいのは、

  • 食事療法や運動療法で高血糖のコントロールが難しい2型糖尿病患者でHbA1cが比較的高い患者
  • 血糖コントロール改善に際して体重が増加する患者さん
  • 心血管イベントを持つ患者

特に高齢で腎機能が低下している患者さんには用量調節や胆汁排泄型の薬を選択することで安全に使用できます。

一方、DPP-4阻害薬の使用を注意したい患者は以下の通りです。

  • 食事療法や運動療法で血糖コントロールが難しい2型糖尿病患者でHbA1cが持続して高く、インスリン分泌はあるが糖毒性のある患者
  • スルホニル尿素(SU)薬を高量用服用している患者

また、上記患者でも効果が出てきても、日常の食事で脂質の摂取量が多い患者さんには効果が弱まるので注意が必要です。

DPP-4阻害薬を服用して起こる副作用は?

高用量のSU薬と併用している患者さんは、重症低血糖が起こる可能性があるので注意が必要です。ですので、高齢者や腎機能障害患者も含めてSU薬の量の調節を考える必要がありますね。

後は、重症ケトーシス、高血糖性の昏睡または前昏睡、1型糖尿病患者、重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者、高度の腎機能障害患者または透析中の末期腎不全患者、妊娠・授乳婦、皮疹などDPP-4阻害薬の成分に対して過敏症の既往歴のある患者などは禁忌です。1day

DPP-4阻害薬の服用に関するポイントは?

DPP-4阻害薬は食事に影響を受けないので、食前でも食後でも服用は大丈夫です。基本的に1日1回の服用でDPP-4阻害率は80%を保ちます。1週間に1回の薬でも阻害率は80%以上保ちますのでめんどくさい人には嬉しいですよね。

ただ飲み忘れに注意しないといけませんが・・・

飲み忘れたときは、1日1回どのタイミングでも大丈夫ですが、なるべく時間間隔を意識して服用を心がけます。あんまり時間間隔が近い時はスキップすることもあるようです。

シックデイの時はどうするの?

血糖依存的にインスリン分泌を促すために、基本的に中止はしませんでもシックデイで食事量が半分以下になるようであれば中止したほうがいいです。とくにSU薬を服用している患者さんには低血糖の可能性もあるので、無理に服用する必要はありません。

まとめ

日本人に向いているDPP-4阻害薬について書いていきましたが、SU薬の併用には注意したほうがいいようですね。低血糖を起こしやすいのでその分血糖値の変動が大きいということが言えますから、血管系の障害を引き起こすリスクも高いことになりますからね。

1日1回とか1週間に1回の服用でいいのは魅力的ですね。

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