1人ぼっちの救急車受け入れ要請のオンコールで情報メモする内容は?

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救急車 入院に関する看護

夜勤時の救急車受け入れ要請の電話があったときの電話対応(オンコール対応)

って、何を聞いたらいいか困りませんか?

救急隊から患者情報の何を聞き出していけばいいのか?

僕の経験をもとに、お伝えしていきますね。

以下のような人に参考になればいいな〜と思って書いていきます。

夜勤がシフトに組まれ始めて間もない看護師さん

まだ救急車受け入れ要請の電話対応をしたことがない看護師さん。

今後、将来的に看護師になって夜勤を始めるであろうと考えている看護学生さん

この記事で伝えたい内容は以下のことです。

  1. 救急車受け入れ要請の電話対応が難しい理由
  2. オンコール時に救急隊から聞くことをリストアップ
  3. 救急要請を受け入れるケースと断るケースを知っておこう

では、みていきましょう!

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夜間の救急車受け入れの電話対応はスタッフが最小限になるから慣れるまで難しい

夜勤では、スタッフが少なくなっているので、必要最小限の人員配置になりますね。

そうすると、新人でも夜間帯一人で対応しなければならん時間帯がどうしても出てくるわけなんですが、一番ドキドキするのが救急隊からの患者受け入れの要請(オンコール)かと思います。

時間帯でいうと深夜1時半から3時半の2時間は、一人でナースコール対応をしながら救急隊からの電話対応をしなければいけません。

一人ぼっちの時に、救急隊からの電話がたまにあるんですよ。

ってことで当院での救急車受け入れ要請の電話対応についてです。

まず、深夜12時を回ると当直看護師からピッチを渡されます。

僕の病院では、管理職の人が夜間の救急外来の対応をするんですけど、深夜1時になると休憩に入るんですね。

なので、朝6時までの間オンコール対応(全ての外線の電話)となります。

夜勤は基本2人なので、相方が休憩中になると必然的に1人ぼっちになります。

この時間帯が一番緊張するしドキドキの時間帯なんです。

夜勤業務で救急車のオンコールとか外線の電話は、基本的には全て病棟スタッフが取ることになってて、あらかじめレクチャーは受けます。

ただ、最初慣れないうちはホントにドキドキの時間帯です。

こればっかりは場数を踏んで慣れるしかないですね。

そのために看護師が考えることは

前もって何を聞くのか?

どんな流れで進めるのか?

 



は把握しておいた方がいいです。

流れとしては以下のような感じです。

電話に出る→情報を取る→当直医師に連絡→管理看護師に連絡→守衛室に連絡

全体の流れは、理解しておくと忘れにくいと思うのでガンバって覚えてみるといいですね。

一人ぼっちの救急車受け入れ要請のオンコールが一番ドキドキするし聞く内容は?

さて、救急隊から電話がかかってきたら何を聞いていけばいのかについて、お伝えしますね。

夜勤を経験している看護師の方なら、初めのうちはもうドキドキして気が気ではないでしょう。

僕もどんな患者さんがどんな病態でかけてくるのか?

また、救急隊がいつ何時重症患者さんの受け入れ要請してくるかを想像するだけでも、吐き気がしてどうしようもなくなりますね。

ですがそうも言ってはいられないので、電話が鳴った時にどうするかを箇条書きにまとめてます。

なので、夜勤をしている(これから始まる)看護師さんはよかったら参照してみて下さい。

  • 患者さんの名前を聞きます。
  • 電カルで当院のかかりつけ患者か又は受診歴があるかをチェックします。
  • もし履歴がなければ全くの初診でのオンコールとなりますが、症状を聞きます。
  • 救急隊には本日当直医に確認することを伝えて一旦保留にします。
  • 当直医に電話して患者さんの救急要請があって現在の状況を伝えます。
  • それを元に診れるかどうかを判断してもらいます。

ザックリ箇条書きにしました。

ここまでしたら、あとは医師が判断しますけど、受け入れになったら次のステップに移ります。

後の方で、救急車要請の時に聞くことをまたリストアップしてますので、参照してみてください。

それぞれ病院によってやり方受け方に違いがあると思うのですが、どこもこんな感じしゃないだろうかという予測も含めて出しております。

後は各自で補足していっていただくと良いのではと思いますよ〜。

危険人物は救急要請を断る理由になりえる

色んなケースで救急要請をお断りすることがあります。

例えば

めっちゃ忙しい状況だったり

専門外だったり

重症患者が想定される時は夜間であるため詳しく検査が出来ないと判断したり

危険人物としてリストに上がってくる患者さんは基本的にNGだったり



要請を受けて後々クレームや質の悪い患者さんて、ごく稀ですけどいるんですよね。

なので、過去にそういった粗暴があった患者さんはリスト化(イエローリスト)されてるんで、そういうのがないかなども断る判断としてありますね。

電子カルテに名前を入力するだけで、過去に粗暴があった患者リストが検索されます。

救急要請を受ける場合はどんなとき?

基本的にオンコールは全て医師に報告します。

当院がかかりつけで主治医が決まっているなら、当然何があっても受け入れます。

逆に全くの初診で、かかったことがない患者さんの時はケースバイケースとなります。(その日の当直医に左右される)

では、救急要請を受けるとなった場合は、以下のようなことを聞きます。

  • どれぐらいで救急車が到着するのか
  • 付き添いの家族は居るのか同乗できるかどうか
  • 家族に連絡は取れているのか又は、誰か取れる人は居るのか
  • 意識レベル バイタルサイン
  • 現病歴の経緯と現在の症状
  • 既往歴
  • 薬の常用(手帳の有無)

などを聞き取ります。

これらを聞きそびれると周りに迷惑をかけること間違いなしなんで、情報を正確にメモします。

その後、当直看護師と管理事務当直にコールしてオンコール要請の連絡があって、今から何分後に救急車が来ることと患者情報を伝えます。

その後は、救急車搬送された患者さんが診察を受けて、入院になるか応急対応してそのまま帰宅となるかが決まるんですね。

まとめ

じゃあ、最後にまとめま〜す!

  1. 夜勤の救急車受け入れの電話は実戦で慣れるしかなけど、何を聞くかと全体把握はするべし
  2. 受け入れの時も何を聞くのかを整理しておきましょう

夜間の救急車受け入れ要請は、時間帯によっては仮眠が取れないというパターンですね。

最後まで読んでいただき有り難うございました〜!


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