胃潰瘍になってから考えることは、やはり食事のことが一番ではないでしょうか?
胃潰瘍になってしまってどんな食事をしていけばいいのか?
「おすすめのレシピがないかなあ。」
「胃に優しく胃潰瘍にとってもいい食事は何があるんだろうか?」
という悩みや疑問に答えていきます。
この記事では以下のことが分かります。
- 胃潰瘍のときにとる食事は何が良いか分かる
- 胃潰瘍のときに避けた方がいい食事(食べ物)が分かる
- 胃潰瘍におすすめレシピを教えるツールが分かる
では、胃潰瘍の食事について、いってみましょう。
目次
胃潰瘍にはこの食事と食材がいい理由
何はともあれ胃潰瘍になったら気になるのが食事の面です。
胃の病気なので、やたらと食べ物に気を使わなければいけないような印象を持たれる方は多いと思います。
ちょっと胃が痛くなるだけで…
「何か食べなきゃ」とか「消化のいいものを」「胃薬が欲しい」って思うぐらい
胃に気を使い始めるのはよくあります。
異常がなくてもこんな調子なら胃に潰瘍を作っちゃってるっていうのは、とても異常事態なことになります。
実際、病院でも胃潰瘍の方の食事や献立は普通の内容とは区別され、個別化されて提供されます。
栄養的にも医学的な根拠があると思います。
胃は消化と吸収のための器官なので、それにふさわしい食事を紹介しつつ理由を述べていきます。
胃潰瘍の時は消化がよく胃酸の分泌が少ない食事を取りましょう
胃潰瘍にとっても優しい食事は何なのかを要約すると
- 胃潰瘍の時は消化の良い食事をとる。
- 胃酸の分泌が少なくてすむ食材をとり入れる。
これに尽きます。
たしかに分かりますけど、消化のいい食事?
胃酸が少なくてすむ食べ物って言われても分からないですよね?
では、具体的に良い食事はどんな食べ物でしょうか?
以下に内容を書き出してみます。
- やわらかい食事
つまり、胃の中に溜まっている時間が短いので、胃への負担がやさしい
食材がやわらかいと短い時間で消化されます。
- 水、むぎ茶、ばん茶、ほうじ茶、玄米茶が良いです
果汁100%のりんごジュース、甘酒などで砂糖が入ってないほうがいい。
カフェインやアルコールは胃酸の分泌を促してしまいます。
- 脂肪が少ないたんぱく質・ビタミン・炭水化物
脂肪が多いと胃酸の分泌が活発になります。
鶏むね肉、ささみ、豚・牛のヒレ肉は脂肪が少ないです。
たまごも消化吸収がよく、たまご焼きや茶碗蒸し、半熟ゆでたまごなど牛乳は胃壁を保護する。
ただチーズやバターなどの加工品については注意。
おかゆはごはんをだしで煮ておじやにしてもいいです。
お魚も脂肪が少ないタラや鯛などの白身魚や鮭がいいです。
鶏肉はモモ肉やムネ肉でも皮をとればいいです。
脂肪が少ないと、消化吸収がいいです。
これらは体力をつけるためと、潰瘍で傷ついた胃粘膜を丈夫にするために必要です。
- 繊維質が少ない
葉の先の部分は繊維が少ないです。
かぼちゃやじゃがいも、キャベツ、大根、白菜、ほうれん草、にんじん、小松菜、カブなど
- 間食のおやつ
バニラのアイスクリームは特に欧米では勧められていて、胃酸を中和し、栄養バランスに富んでいます。
すりおろしたりんごや熟したバナナ、プリン、りんごゼリー、ヨーグルトなど
胃潰瘍に良い食事の食材は以上のとおりです。
食事以外でのポイントは?
次に、食事以外でのポイントです。
- 腹八分目にして胃酸分泌をおさえる
- 一日の食事回数を4~6回に分けて胃の負担を減らす
つまり、いかに胃酸の分泌を抑えつつ消化の早い、そして栄養価の高い食べ物がベストってことですね。
胃潰瘍の食事で食べない方がいい食材9選
胃潰瘍に良い食事が、なんとなくわかったのではと思います。
つぎは、胃に良くない食べ物を知っておくのも関連性がつながってくるので紹介します。
これもリストアップしていきますね。
- かたい食べ物・生物
干物などの硬いものは全般に消化が悪いのです。
刺身やタコ・イカ・貝類などの生物や生野菜のサラダ。
- 繊維の多い食品や加工食品
代表的な食材は、さつまいも、ごぼう、はす、たけのこ、ふき、こんにゃく、きのこ、海藻、れんこん、オクラ、ハム、ソーセージ、大豆、中華そば、パインアップルなどがあります。
繊維は消化しないので胃に負担がかかります。
- 香辛料や香味野菜
こしょう、とうがらし、にんにく、わさびなどの香辛料や、しそ、みょうが、にらなどの香味野菜生
胃酸の分泌が活発になります。
- カフェインや炭酸
空腹時には濃いコ-ヒ-や紅茶、炭酸飲料、アルコールも避けた方がいいです。
カフェインが含まれる飲料水は胃酸分泌を活発にします。
- 塩分の強い食品
漬物や干物、塩辛などです。
酢や梅干しなどの酸味酢の物も同じですね。
塩味の強いと胃酸分泌が活発になります。
- 酸味の強い柑橘類
味覚で酸っぱいと自覚できるものですね。
胃酸がたくさん分泌され、潰瘍の治癒が遅延してしまいます。
夏みかん、レモンのような酸っぱい食べ物。
- 油を使った料理
油は胃内停滞時間が長いため、消化が悪く、胃の負担も大きくなります。
揚げ物、バターやマーガリンなど、
- 乳製品
乳製品は適度な量なら大丈夫です。
チョコレートに必ず含まれる特定の添加物
牛乳、チーズ、バター、ヨーグルト、クリーム、煮豆や和菓子などの甘いもの。
- 冷たいもの
飲みものの温度も注意が必要で、氷を入れたりしない。
冷たいものは胃の刺激になってしまいます。
- 濃い味付け
胃に悪い影響を与えるのは、濃い味のものですね。
いつもより少し薄いくらいが胃にはちょうどよい味付けで、胃の負担が減ります。
胃潰瘍の食事で良い調理方法は?
胃潰瘍には避けた方がいい食事の解決する方法をまとめると以下の通りです。
1具材はできるだけ細かく刻む
2味付けは薄めにして香辛料などは控える 3油はできるだけ使わない 4生のままよりも煮る・蒸す・ゆでるなどの加熱調理をする |
胃潰瘍にお勧めなレシピを扱ったサイトの紹介
さて、胃潰瘍について良い食事と、避けた方がいい食事と紹介してきました。
しかし、これらを自分で調べて献立を作るのは大変ですね。
料理方法もたくさんあると思いますので、萎えます。
なので、便利な胃潰瘍に良い料理レシピを教えてくれるツールがないか調べてみました。
みなさん良く知ってるクックパッドCOOKPAD ですね。
胃潰瘍で検索するとレシピが紹介されますのでお手軽で便利です。
人気順検索の利用には、プレミアムサービス(月280円(税抜))の登録が必要ですが、無料でも全く問題ないと思います。
まずは体験登録すると初月無料になるキャンペーンをしてますので興味のある方は見てみて下さい。
まとめ
胃潰瘍に良い食事や胃に優しくない食事や食材を紹介してきました。
少しでも参考にして頂けると嬉しいです。
胃に優しい食事とは、消化吸収が早く、胃酸分泌がゆるやかで刺激の少ないもので、なおかつ栄養価のある食べ物ということが、ザックリ理解できたのではないかと思います。
厳しく取り組む必要はないと思いますので、出来る範囲で取り入れてみると効果が出るのではないかと思いますよ。
また、クックパッドなども利用して、手軽に作れる食事を探すのもいいかもしれないですね。
最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
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