胃管カテーテルを挿入する目的は看護技術を習得するための必須項目

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胃管カテーテル挿入の目的は看護技術で覚えておきたい手技だからです【経験談あり】

新人の頃は全てがはじめてなことがたくさんある中で、注射や採血など患者さんにとって侵襲と言われる医療技術の習得に必死です。

その看護技術の中でも胃管カテーテル挿入は、注射などと比べると頻度も少なく、1,2回のサポートが付いた後はもう一人で実践していかなくてはいけませんね。

一人でやろうとすると胃管カテーテル挿入がきちんとできるかどうか不安でいっぱいになりませんか?

私は、看護歴15年ぐらい経験があるにもかかわらず最近まで一度もしたことがありませんでした。

実際に挿入した経緯をなるべく詳細に分かり易く書き綴っていきます。

感想は思ってたより簡単でした。こんなこと言ったら怒られるかな。

胃管カテーテル挿入の適応は?

胃管カテーテルの挿入に関してとても大事なのがまず患者さんが自立してるかってことです。

理由は、指示が入るから嚥下のタイミングに本人に飲み込んでもらう操作が必要になってくるからですね。

これが寝たきりの患者さんだったり、抵抗が強かったり意識が低下している人であれば咽頭反射や咳きの出現などを手掛かりに挿入していくので、新人のころだと非常に難しい手技になります。

私が挿入させて頂いた方は、何度も治療で経験してたので患者さん自身、胃管カテーテルの要領が分かっていたので動揺もされず淡々とさせて頂きました。

胃管カテーテル挿入の適応リスト

  • 食事が口から摂取出来ない患者であること。
  • 嚥下障害があって誤嚥の可能性が高い患者であること。
  • 腸に問題を抱えている患者であること

なんかが挙げられます。

で、今日挿入した患者さんは、術後なかなか腸が動いてくれず・・・

症状としては嘔気・嘔吐が続いてて離床が思うように進んでなかったんですね。

お腹も動きが悪く腸蠕動音の鳴りが弱い、放屁もなし、おまけに大量に胃液を嘔吐しちゃって腹単のレントゲンを撮ったら腸の内容物が詰まってるっぽいことになってたんで胃管カテーテルの挿入になったわけです。

胃管カテーテルを挿入する目的は減圧

胃にカテーテルを入れる目的は、腸が動いていない為に胃の内容物が下に降りていかず、逆流して嘔吐してしまいます。

カテーテルを通すことによって「胃と腸管内の減圧」が目的になります。

つまり、胃管カテーテルを通して外に繋がってるバック内に排出させるために吐かなくなるってことです。カテーテル

胃管カテーテル挿入の手技についてと注意点は?

次に手技的なことですけどまず、必要物品を準備します。

胃管カテーテル・排液バック・キシロカインゼリー・固定用テープ・安全ピン・手袋・ガーグルベース・ビニール袋・50mlシリンジ1本ってところでしょうか。

後は、患者さんに良く説明して理解してもらってから環境を整えます。

する前に、念のためキシロカインのアレルギーが怖いのでそこら辺の過去のアレルギーなんかを聞いときます。

カテーテルの先っちょにキシロカインゼリーを広範囲に塗って滑りを良くします。

あと、少しでも痛みとか不快感を軽減させるためですね。

挿入前に、確認しておくことは鼻から耳介の長さと、耳介から剣状突起までの長さを大体把握して挿入する長さの目安を知っておきます。

鼻からカテーテルを突っ込みますが、ゆっくりですね入れて患者さんに「喉のところにカテーテルが来たらゴックンって飲んで下さい」って言います。

きちんと入ればそのまま大体50~70㎝入れれば大丈夫です。(カテーテルに何センチ入ってるかの目安ラインがしめされてあります)

この時注意することは、患者さんが咳をしだすのがやたらと多いと「んっ!もしかして気道に入ってんじゃねーか?」て疑うことすかね。

反射で多少咳は出てもすね、気道に入ったら咳きしまくりますのでヤバいってわかると思います。その時はやり直します。(何回もトライすることがあります)

なのでゆっくり入れてあげて飲み込むタイミングが大事ですね。

てことで胃に無事進めることが出来たら、次は確認作業をします。

挿入後ちゃんと胃に入っているかの確認とその後の看護は?

ちゃんと胃に入ってるかをいくつかの方法でチェックします。

  • 20mlシリンジを使ってカテーテル先端から空気を入れて気泡音ってやつが聞こえるか
  • 胃液がシリンジで引いた時に逆流してくるか
  • X-P撮影をして横隔膜の下に先端があることを画像で確認する

胃管カテーテルが胃内にあることが確認出来たら、カテーテルが抜けたりしないようにテープで固定します。

鼻翼と頬部の2か所するのが一般的でしょう。

要は抜けたり外れたりしなければOK!ですがこの時に注意することは、カテーテルが鼻の皮膚に当たって潰瘍を起こさないことに注意します。

鼻翼の入り口は特にカテーテルが皮膚に接触しないように固定するということを意識してくださいね。

挿入した後の看護の視点としては、腹部症状がないかとカテーテルの抜け、テープ固定の剥がれなんかを見ていった方がいいですね。

胃管カテーテルの鼻孔からの挿入はうちの病棟ではあまり経験することが少ないんですが、患者さんの嚥下の状態によっては誤嚥のリスクがある場合など、治療によっても口から入れれなければ薬の注入や経管栄養を補給するために胃管カテーテルを挿入することになります。

しっかり手技を修得しておきたい看護技術の一つなのでよかったら参考にしてみて下さいね。

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