頻尿の原因のほとんどが過活動膀胱【分かりやすく解説して鑑別が必要な疾患も分かる】


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頻尿の原因のほとんどは、「過活動膀胱」ということが知られています。

でも、知らずに頻尿で悩んでる人は結構いですね。

入院をきっかけに「実は頻尿で悩んでます。」といったことを訴えてくる人もいるくらいです。

頻尿に対して恥ずかしく思っていたり、相談する人がいなかったりで打ち明けられずに悩んでいる人は多いということでしょうね。

頻尿自体あまり緊急性はないです。

よく分かってない人もいると思いますので、分かりやすく解説してみますね。

この記事では、以下のことについて分かりやすく解説してみます。

  1. 頻尿の原因である過活動膀胱を分かりやすく解説
  2. 頻尿から鑑別しなきゃいけない間質性膀胱炎を解説
  3. 頻尿の原因がなんなのかを観察から分かることを解説

では、みていきましょう。

頻尿の原因のほとんどは過活動膀胱であるということ

例えば、患者さんの訴えで

「最近トイレが近くて何回も行くのよ」とか

「1日に10回も20回もトイレに行きます」「さっきトイレに行ったのに急にまたトイレに行きたくなる」

といったことが聞かれたら

まず疑うのは過活性膀胱(OAB)です。

入院患者さんでもよくあるのがトイレの回数ですね。

特に夜間に1時間に一回のペースでトイレに行ったるする人もいます。

夜勤のトイレ移乗の見守りはホント大変なんですよ。

特に高齢者!

ちょっとでも患者さんのもとに行くのが遅れたり、他の患者さんの用で後回しにする事はよくあるんですが、そんな時に限って転倒したり、つまずいたりしてインシデントになることがやたらと多い。

夜間は足元が暗かったり、慣れない環境っていうのもあってですね。

あとは認知症だったりすると本人もよく分かってなかったりするんです。

さて、話を戻して過活性膀胱とはどういった病気なのかをなるべく分かりやすく説明してみますね。

過活性膀胱は症状を主体とした症候群なので、頻尿をベースに色んな不具合や日常に支障が出るような病気に準じた表現として用いられます。

つまり、大枠で捉える言い方ですね。

膀胱に尿が溜まってくると尿意を感じて排泄する行動に移るんですが、過活動なので膀胱が活発に働きすぎてる状態が過活動膀胱。

その結果、何回も何回もトイレに行きたくなって頻尿になっている。

というのが過活動膀胱のイメージを持ってもらったらいいと思います。

これがひどくなると、トイレに間に合わなくなり失禁してしまうんですけども、

頻尿・失禁が重なると切迫性尿失禁という状態になります。

こうなってくると、頻尿でしょっちゅうトイレに行くわけですが、尿漏れ予防のためにパットを当てたりして対策するってことになります。

ただ、周囲に相談できればまだしも、デリケートな悩みのため女性は特に相談できずに一人で抱え込んだりする傾向があるわけですね。

しかし、冒頭でも言いましたけど緊急性はなくて上手く付き合っていけるので、なかなか治療しないパターンがあるんです。

ちなみに男性では前立腺肥大の人は頻尿になりやすいというのが特徴としてあります。

次は、頻尿なんだけど過活性膀胱じゃない場合に気を付けておきたい病気があるので、その病気についてと鑑別について説明していきますね。

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頻尿から過活性膀胱か間質性膀胱炎かを鑑別して原因を疑おう

さて、過活性膀胱が多いとはいえ、違うこともあり鑑別しておくべき疾患があります。

間質性膀胱炎ってやつです。

これについて、分かりやすく解説してみますね。

間質性膀胱炎は、過活性膀胱ととっても似た症状で頻尿が主訴です。

また、トイレが間に合わなくて失禁もする場合もあります。

非常に似ているけども、全く違うので知らないと見落とす可能性があります。

治療方針が全く違ってくるので、もし頻尿の場合は必ずこの2つを観察して間質性膀胱炎を除外する必要があります。

頻尿があるときの間質性膀胱炎の主な症状

過活動膀胱と間質性膀胱炎をしっかり疑って観察しておくと医師からは「カッコいい!」と思ってくれると思います。

下記に、観察項目を挙げてみますので参考にして下さいね。

・膀胱の痛み・違和感がある

・下腹部の痛み・違和感がある

・感染などの原因が泣く症状がない

膀胱の症状ってイメージしにくいと思うんですけど、尿が膀胱にたまるとその刺激で痛みや違和感が出るようですね。

過活動膀胱の治療は薬物療法が主体なのに対して、間質性膀胱炎は膀胱を拡張する治療になるので治療方針が異なるんです。

ちなみに原因は不明です。

また、間質性膀胱炎はハンナ型か非ハンナ型かで2タイプに分類されるのですが、ハンナ型は難病指定になっています。

よっぽどでないと遭遇するのは珍しいということですね。

鑑別すべき頻尿の観察項目のポイント

最後に、頻尿の鑑別する病気として間質性膀胱炎があると書きましたが、他にもあるのでちょっとピックアップしておきますね。

ようは、頻尿ありきでみるべき他の症状から疑い鑑別する疾患ですね。

参考にしてみて下さい。

頻尿から疑う原因となる疾患

  • 細菌性膀胱炎
  • 膀胱癌
  • 膀胱結石

上記の疾患かどうかの判断は、症状とか尿の色なんかで分かることというか、疑いができるので知っておくことをオススメします。

まずは、細菌性の場合は感染の基本的な考え方でアセスメントしていけばいいと思います。

例えば、

  • 排尿時の痛みがないかどうか
  • 腰部の痛みが関連痛として出ていないか
  • 発熱がないか

ですね、

膀胱癌の最も特徴的で、この所見があったらまず疑うのは血尿がないかですね。

痛みとかの自覚症状がなくて、でもなぜか突然血尿が出ることがある時は膀胱癌を疑います。

血尿イコール膀胱癌はルーチンとして念頭に置いておくといいです。

初発の症状初見では、必ず無症状で血尿は膀胱癌を疑って下さい。

多いです。

膀胱結石は比較的分かりやすいというか、腰背部痛と排尿時痛と熱と血尿と残尿感やら色々オンパレードの症状が出てきます。

まとめ

頻尿の多くは過活動膀胱だよーっていうことを書いていきました。

改めて知っておきたいことを、まとめていきますね。

  1. 頻尿は過活動膀胱がほとんどと思っていい
  2. 間質性膀胱炎じゃないことを鑑別する。(ポイントは膀胱の痛みの有無がないか)
  3. その他、鑑別するべく疾患を把握しておいてアセスメントすれば判断できる

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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