吸引をするかどうかの診ておきたい評価法とは?

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nose吸引ってちゃんと評価して行ってるのかって話です。

こんにちは、思うように勉強したことが看護に活かせず焦るばかりの中年新人ナースマンネイです。

今回は、排痰法について書いていこと思います。

病棟患者さんにする医療行為でまず行うのが排痰法の一つ吸引があります。

吸引法のレクチャーを受けてから実践でどんどん慣れてくるものなんで、結構実技優先で知識や根拠は後回しになってる看護師の方は多いのではないでしょうか?

それもそのはず、慣れで何とかなるし感覚と経験で補えるもんなんです。

新人の頃はまあ、それでいいかもしれませんがきちんと勉強しておかないといけないんではってことで吸引で押さえておきたいポイントをまとめてみます。

どんな時に吸引は必要なのか?

患者さんにとって吸引は侵襲のある医療行為なので、した方がいいのかしなくていいのかの判断はしなくてはいけません。

盲目的に時間的なルーチン感覚で行うと、痰がないのに吸引して患者さんを苦痛にさせるだけっていうことが大いにありうるからですね。

つまり、ルーチンでするのではなく必要時に吸引するっていう判断が出来ないといけません。

吸引する時に必要かどうかのポイント2つ

  1. 気道に痰があって、痰を出さないと体に悪い影響が起こる
  2. 自分で痰を出すことができない

以上の2点で吸引が必要かどうかを判断します。

そもそも痰って何なのって話。

簡単に言うと、呼吸器の粘膜から産生される粘り気のある分泌物のことを言います。

成分は色んなタンパク質から成っていてその中に細菌や埃、粉塵などまたウイルスなんかも混じって出来ています。

混じっているものの中に悪い病原菌なのが含まれると感染症を引き起こす原因になったりするので検査に出して調べる必要があったり、スタンダードプリコーションの適応になったりするんですな。

つまり、痰が出るってことは何らかの異常分泌物が粘膜から出まくってる可能性があるってことです。

痰の性状をみんなで共有しましょうよってことで5種類で分類されています。

①粘液性痰②膿性痰③漿液性痰④血性痰⑤泡沫性痰の5種類です。kusyami

痰があるのに自分で出せないとどうなるのか?

痰があると咳をすることで容易に出すことができるのが普通ですけど、それが出来なくなると吸引など何かしら排痰をしていかないといけません。

痰をそのままにしておくと徐々に溜まってしまうのはもちろんですが、痰自体乾燥してしまって硬くなってくるんですね、そうなると吸引しても出すのが難しくなってくることを念頭に入れといたほうがいいです。

硬くなった痰はうがいをしても飲水しても加湿器を焚いても柔らかくならないことが分かってます。

ですので硬くなる前に吸引して取るか、硬くなる前に対応していくのが正しい考え方です。

しかし、硬くなってしまった時は、薬剤による吸入が必要になるわけです。

痰を出すにはどんな方法があるの?

人の体はいくら年をとっても痰があるとそれを異物とみなして体外に出そうという反応をします。なので、徐々に痰は口から出ようと移動していくんですが、それを助ける働きが重力痰の粘性空気の量と速度の3つになります。

この3つの評価が出来るようになれば自力で痰を出せるのかどうかが分かってくるんですね。

つまり、自分で痰が出しにくい患者さんの場合はこの3つの働きをうまく利用できるように環境を整えたり、ひと工夫意識してあげたら効果があるということですな。

  • 重力は、体位変換をして痰を動かすということ。
  • 痰の性状は、痰が動きやすい性状になるように固くなる前に加湿器や水分補給など補液を与えるということ。
  • 空気の量と速度は、咳嗽の程度の評価です。どれくらいの勢いで咳嗽が出来るかで痰が出せそうか判断します。ただし、体力を消耗してしまいそうな咳嗽や痰とは関係ない咳嗽をするようだったら鎮咳薬などの選択も考慮してあげるべきです。

なぜかというと咳嗽は続くと疲労に繋がり体力をすごく奪ってしまい止められない咳嗽は不眠になったり患者さんにとって苦痛でしかない為です。

咳嗽が出来そうにない、または援助が必要と判断した場合は吸引して補助してあげます。juuryoku

痰による弊害は何があるのか?

痰が貯留すると色んな弊害が起こることはわかると思いますが、具体的にどのようなことが起こるかここで押さえておきましょう。

無気肺・肺炎

無気肺はアテレクってよく言いますが、痰が気管支を閉鎖してそれ以下末梢の肺に空気が行かなくなるとガス交換が行われなくなって無気肺が起こります。つまり、肺胞が虚脱して肺が機能しなくなること。そうなると貯留してる痰がそこに留まっってしまうのでそこから細菌感染が起きて肺炎に発展してしまう結果になるんですね。

窒息

これは容易に考え付くと思われますが、痰の分泌が多くなり粘稠度が増すと気道に詰まって窒息を起こします。

ガス交換障害

無気肺の状態になると空気が行き渡りにくくなるので、ガス交換の効率が悪くなります。そうすると呼吸困難や息切れSPO₂の低下が起こり呼吸状態の悪化や、疾患の悪化などが生じる。

気道抵抗の異常

痰が気道に貯留すると気道が狭くなり気道内圧が上昇します。気道内圧が上昇すると何が起こるかというと分かりにくい表現ですが、持続的な圧迫のために組織への負担から気道や肺への損傷を引き起こす可能性があるということです。

肺感染

痰の成分には血液からの細菌やウイルスが混入するため、気道に長く貯留すると肺膿瘍などの肺感染のリスクが高くなるんです。

まとめ

吸引は日常茶飯事で行われる侵襲の強い医療行為です。そのため吸引して患者さんに及ぼす影響を考え評価してあげたうえで吸引が必要かを判断していきましょうという話でした。

私も実際の臨床で吸引しても痰が思うように取れなかったりゴロゴロ言ってるのになんでだろうということが多々ありますそんな時は重力・痰の硬さ・咳嗽の性状を評価基準に吸引していこうと思います。

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