認知症ケア専門士1次試験対策eラーニング講座
登校日:2019-11-07 更新日:2020-09-27
認知症について分かりやすくていねいに解説していきます。
これからの社会は超高齢化社会に入っていますので、まだら認知症の人がふえるのは周知の事実と思います。
では、まだら認知症とはなんだ?という疑問にお答えします。
まだら認知症とは、脳血管性の認知症です。
カンタンに言うと、脳の血流が悪くなると認知症の症状がムラになって現れるんです。
まだら認知症についてサラッと学びたい方、知りたい方はぜひ読んでみて下さい。
- まだら認知症とは?がわかる
- 脳血管性認知症の今とむかしの相違点がわかる
- まだら認知症のおもな症状がわかる
また、関連書籍も紹介してますので、良かったらみてみて下さい。
では、さっそく見ていきましょう。
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目次
まだら認知症とは?脳血管性の認知症のことです。
まだら認知症とは?
くり返しですが、認知症状がムラになって出現している状態を言います。
障害のある脳の機能だけ血流がわるくなるので、認知症の症状が出るんですね。
なので、むかしは脳血管性の認知症という扱いでぜんぶ一緒になっていました。
まだら認知症の症状は、たとえばこんな感じです。
「昨日は出来ていたのに、今日はまったく出来ない」とか、
「むずしい本はめっちゃ読書してるのに、おこなった行動をすぐ忘れる」とか
「すぐ忘れるのに、理解力はある」とか
なにかと出来ることとできない事がまだらに起こるので「まだら認知」とよばれます。
意外と普通のひとでも経験しそうな内容ですね。
ぼくなんか、もうしょっちゅう上記のようなことに直面しますけどね。
まだら認知症と脳血管性認知症の今と昔の相違点
むかしは、脳血管性認知症というと脳の血管が、なんかしら障害をうけて起こった症状が、そのまま血管性認知症として言われていました。
脳梗塞なんかも後遺症として認知症状がでてきたら、脳血管性認知症といわれていました。
そんな時代があったわけです。
くわしく解説すると以下のようなことになります。
動脈硬化で起こる脳梗塞や脳出血など、いわいる脳卒中で脳の血管が損傷を受けたときに、その後遺症として認知症の症状(認知機能の低下)を発症したものに関しては、すべて血管性認知症と診断していたんですね。 |
たとえば下記のようなイベントがあるときに、脳血管性認知症の診断の目安になってました。
・既往歴ですでに脳梗塞などの脳血管障害の既往をもともとあった
・MRI画像検査で脳梗塞が見られたりしたとき
・運動マヒ、構音障害(発音がうまく話せなくなる、ろれつが回らなくなる)などが見られた場合
こんな時は、かんたんに血管性認知症と診断がつけられていたんですね。
なので、昔はアルツハイマー型認知症よりもおおい認知症として位置づけられていました。
複雑すぎてパ二クってしまってたんでしょうね。
でも今は、医学の進歩とともに認知症の原因を見極められるようになったので、血管性認知症の概念が変わってきたんです。
「まだら認知」と呼ばれる血管性認知症は、症状のムラ
血管性認知症のいちばんの症状は「まだら認知」と呼ばれる症状のムラがあることです。
さきほども言いましたが、特定の分野のことはしっかりできるのに、他のことになると全くできなくなるといったことを「まだら認知」といいます。
まだら認知症といえば、血管性認知症になります。
ご高齢の人は、よく日内変動とかおこりますね。
さっきはまともに話しが出来ていたのに、しばらく時間が経ったり次話すことがあって面会すると、まるで会話が成り立たなかったり、いつもと違う印象をうけます。
やっぱりこういうのも、血管性が原因で起こっている症状なんかじゃないかなって感じることがあります。
つまり、認知症の症状のムラがでたりしているってことです。
脳血管の障害や、血流低下が原因で起こっているので、脳血管の血流に大いに左右されるんですね。
脳のどこの血流が悪くなるかでその症状があらわれたり消失したり、または脳機能に影響をきたしている症状が出現します。
認知症の原因となる疾患8つ
まだら認知症かどうかは、所見だったり既往歴から予測はできますが、ぜひとも知っておいてもらいたい認知症症状の原因疾患があります。
余裕のある人は、参考にしてみてください。
頻度がおおい疾患8つ
・正常圧水頭症
・てんかん
・低ナトリウム血症
・肝性脳症
・反復する低血糖症
・アルコール・
・薬物
・脳動脈炎
上記の8つは治療できるので、認知症状はなくなります。
もし、若くてもまだら認知症だったり、なにかしらの気付くことがあったときはこういうのがあったなと思いだせるといいかもですね。
これで原因が見つかればめっちゃカッコいいと思います。
ぼくには程遠いスキルですけど。
ちなみに下記がおおもとになる認知症疾患の原因一覧表です。
参考までに載せています。↓
1)頭蓋内異常状態
脳腫瘍・硬膜下血腫・正常圧水頭症・てんかん・多発性硬化症・ウィルソン病
2)身体疾患
呼吸不全、不整脈・重度貧血、多血症・尿毒症、低ナトリウム血症、肝性脳症・ポルフィリア・脂質異常症
3)欠乏性疾患
ビタミンB12欠乏・ビタミンB1欠乏・葉酸欠乏・ペラグラ(ナイアシン欠乏)
4)内分泌性疾患
アジソン病・汎下垂体機能低下症・副甲状腺機能低下症・副甲状腺機能亢進症・反復する低血糖症・クッシング病・甲状腺機能亢進症・甲状腺機能低下症
5)アルコール
6)薬物
メチコバールとハロペリドールの併用・クロニジンとフルフェナジンの併用・ジスルフィラム、炭酸リチウムの併用・ブローム剤、フェニトイン、メフェニトイン、バルビタール・クロニジン、メチルドーバ、プロプラノロール、アトロピン系
7)重金属
水銀・鉛・銅・亜鉛・タリウム
8)毒物工業薬品
トリクロルエチレン・トルエン・二硫化炭素・有機リン・一酸化炭素
9)感染
梅毒・慢性髄膜炎・脳腫瘍・嚢虫症・ホイップル病・進行性多発性白質脳症・エイズ・脳炎
10)膠原病による血管炎
全身性エリテマトーデス、側頭動脈炎、サルコイドーシス・脳動脈炎、ベーチェット病
11)その他
低酸素脳症、頭部外傷、過剰な電気けいれん療法・睡眠時無呼吸症候群、透析
「はじめての認知症看護」より引用
て言いますか、覚える必要はないですので、くれぐれも覚えようとしないで下さい。これは治療可能な認知症の一覧ですが、学生さんにこれを丸暗記しなさいって言われても無理ゲーです。
医療ではこういった網羅的な一覧表を使って、分類したりまとめてみたりしてさも便利なようにしてることが多々あります。
でも時間をかけて覚える価値があるかどうかを判断しなければいけませんね。
これだけ多くの疾患が認知症の原因症状としてあるのはビックリしますが、でもこれを覚えようとしたらいくら時間があっても足りません。
正直言ってコスパが悪すぎるので、見なくてもいいかもです。
まとめ
まだら認知症とは?について書いていきました。
まとめると以下のとおりです。
1.まだら認知症とは?脳血管性の認知症のことで、症状がムラになって出現している状態を言います。
2.むかしは、脳梗塞なんかも認知症状がでてきたら脳血管性認知症といわれていて、アルツハイマー型認知症よりも多かった。
3.血管性認知症のいちばんの症状は「まだら認知」です。
血管性認知症の症状や特徴について必要な情報をかいていきました。
今回いちばん伝えたい情報は「血管性認知症と言えばまだら認知」だってことです。
もちろん認知症全般にあらわれる症状ではありますけど、自分にとって必要な情報は何かを考えて覚えていくと印象に残りやすいです。
最後までよんでいただきありがとうございました。
少しでも参考にして頂けるとうれしいです。
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