分類から認知症を理解して行きましょう!

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こんばんは、ナースマンネイです。

認知症は分類するとある程度理解が得られて自信になるよ

今回は、認知症の原因となる主な疾患について書いていきます。

認知症はいくつかの原因疾患から様々な症状を表しますが、中核症状がもとになっていますので認知症の患者さんを看護していく上で必要な知識ではないかと思います。

なので、認知症の疾患を分類したものを提示していこうと思います。

認知症があらわれる原因となる主な病気

脳血管疾患

血管性認知症
現れる症状 記憶障害、言語障害、歩行障害、しびれ、めまいなど
原因 脳梗塞(血管に血の塊が詰まる)、脳出血(血管が破けて出血する)、クモ膜下出血などによって、脳の一部の神経細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、神経細胞が死滅することで脳機能が低下します。
治療方法 危険因子となる高血圧、糖尿病、脂質異常症などの改善、及び薬物療法を行います。発症直後は、血腫を除去する手術や、血の塊を溶かす治療が行われ、その後は麻痺などの症状を改善するためのリハビリを行います。

打撲などの外傷が原因となる疾患、外科的疾患

慢性硬膜下血腫
現れる症状 頭痛、歩行障害、運動麻痺、意欲低下、見当識障害など
原因 頭部の外傷後、頭蓋骨の内側で、脳を包んでいる硬膜と脳の間に血腫が溜まり、その血腫が脳を圧迫して、吐き気、嘔吐、半身まひ、言語障害など様々な症状を引き起こします。高齢者に多く、本人が気付かない程度の、ごく軽度の打撲で起こることもあります。
治療方法 打撲直後では頭部CTで異常が認められないことが多く、確認できないことが大半です。3時間から数か月後に、血腫がCT検査で確認できた場合は、外科手術を行います。
正常圧水頭症
現れる症状 初期:歩行障害、尿失禁、頻尿、注意力・意欲の低下による無気力など
原因 脳と頭蓋骨の間に流れている脳脊髄液が、脳の中心部にある脳室にたまり、脳室が圧迫して発症します。
治療方法 初期は外科手術(シャント)で脳の髄液を排出します。発見が遅れると、脳の損傷が進み、治療効果が無くなることがあります。

腫瘍疾患

脳腫瘍
現れる症状 慢性頭痛、吐き気、嘔吐、視覚異常、手足のしびれ、言語障害、てんかんなど
原因 頭蓋骨の中に出来る腫瘍で、脳内の細胞が腫瘍となる原発性脳腫瘍と、脳以外でできた腫瘍が転移した転移性脳腫瘍があります。
治療方法 脳腫瘍の摘出手術や放射線治療などを行います。

脳の神経細胞の変性による疾患

アルツハイマー型認知症
現れる症状 初期:記憶障害、遂行実行機能の低下など。

中期、後期:見当識障害(人、時、場所などが分からなくなる)、視空間認知(見たり聞いたりしたことを把握する能力)の衰えなど。

原因 脳内でアミロイドβが蓄積したり、またタウたんぱくが変性して、神経原繊維変化が起きることで、脳の神経細胞が損傷され発症すると考えられています。
治療方法 進行を遅らせる目的で、薬物療法(ドネペジル塩酸塩:商品名アリセプト他)などを行う場合があります。完治は難しくても、進行を穏やかにすることは可能です。
レビー正体型認知症
現れる症状 幻覚、睡眠中のせん妄、妄想。進行後は、手足の震え、身体の硬直、動作の緩慢さなど。
原因 たんぱく質(レビー小体)が、神経細胞内に蓄積して毒性を持ち、神経細胞を死滅させることで発症すると考えられています。
治療方法 進行を遅らせる目的で、薬物療法を行う場合があります。
前頭側頭型認知症
現れる症状 人格の変化など(初期には記憶障害はあまり強くあらわれない場合が多い)。
原因 脳の前頭葉、側頭葉が萎縮します。前頭葉は、思考、行動、言動、意欲など脳の中枢的な働きをしています。側頭葉は、言語の理解、記憶、聴覚、臭覚などを司どっています。
治療方法 症状を緩和する目的で、薬物療法を行う場合があります。

参考にして頂ければ嬉しいです。

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