失語症の「ブローカー中枢・ウェルニッケ中枢」と概念中枢はバランスが大事なのでどれが障害されても失語症が出る

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失語症認知症の失語症は言語中枢のどの場所が障害されても会話に支障がでる

認知症のよく出てくるのが言語の障害です。医学的にも脳機能の障害から言語の障害はよくピックアップされますので、認知症の言語障害について分かりやすく解説していきます。

言語障害と言えば「失語症」になりますが、看護師であろうと普段からかかわりがなければ全く持って知識がない人が多いと思います。

失語症は言葉の障害なので傷とか目に見えて判断できるものでないです。目には見えませんが話を聞いてみるとその特徴や失語症の種類が分かります。

失語症の種類とその特徴について知っておきたいのは4つ

先に主な失語症のタイプを下記に示しておきます。

失語の種類 特徴
ブローカー失語 話し方がぎこちなくなる。言葉数が少なく、話す分も短い。
ウェルニッケ失語 聞いた言葉を理解するのが難しい。流ちょうに話すが、錯誤が多い。
健忘失語 的確な名詞がでてこなくなり、迂回表現を多く用いる。
全失語 言語機能が重度に障害され、実用となる言葉がほぼ完全に失われる。

引用抜粋:一般病棟で役立つ「はじめての認知症看護」より

意外と言語障害は認知症という認識が少ないのではと感じます。私もどちらかというと脳梗塞や脳出血後の後遺症後におこってしまう症状という認識でした。

ですが、結局のところ脳機能の低下や血管障害がもとになっているのは認知症も一緒なので考え方としては、認知機能症状として現れるのは当然と言えます。

例えば、会話の中で「ちょっと言葉がうまく出てこない」という印象をもったり「話の中で途中で考え込んだり」っていうのが見られます。

失語症の種類と症状の現れ方の違い

話したり、聞いたりという能力は3つ言語機能のバランスで成り立っている。

1)運動言語中枢「ブローカー中枢」:言葉を発する能力

2)聴覚言語中枢「ウェルニッケ中枢」:言葉を聞いて理解する能力

3)概念中枢:「ブローカーとウェルニッケの橋渡し的な役割」:潤滑させる能力

3つの機能がうまく働かなくなると失語症という症状が出現してきます。

つまり失語症は、バランスで保たれているので3つのうちの1つでも不具合が出てくると失語症特有の症状があらわれます。

失語症には、さまざまなタイプがあって症状の特徴である程度どの認知症からの失語症なのかを推測できることになります。

よく起こる認知症の失語症は、血管性認知症になりますがアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症でも「頭に浮かんできたものが言葉になって出てこない」という現象は出てきます。

失語症状のでかたの特徴としては、言葉をうまく思い出せないから始まって「書く→読む→理解する」の順で言語の障害が進行することが多い。

認知機能症状の失語症についてのまとめ

若い人でも言葉が詰まったり、何回行っても理解ができなかったりといったことはよくあることですよね。認知症の失語はあきらかに病的な症状っていうのが会話の中で感覚として感じ取ることができるのでまずは会話から失語症の特徴に気付いていくことがいいでしょう。

「大切なものは何でも目には見えない」ということでしょうか。

また、よく脳のどこの場所が障害されると起こる症状なのかなんて知識としてはあまり必要ないと思いますので省きますが、より図解があった方が覚えやすいとか理解しやすいという方や詳しく知りたいという方は「みんなの介護」というサイトに、リハビリや脳機能についての解説や認知症について網羅的に情報が載っていますので興味のある方はぜひクリックしてみて下さい。

以上、「失語症の「ブローカー中枢・ウェルニッケ中枢」と概念中枢はバランスが大事なのでどれが障害されても失語症が出る」でした。

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